終わりの
もういいでしょ
歩き疲れたんだ
もういいでしょ
少し休もうよ
嘘を隠すため嘘をついて
自分を誤魔化し続けた
僕のためは君のためで
もういいよ
いらないよ
そんな風なら
大嫌いな僕が
死ねば君は笑えるのだろうか
大嫌いな世界が
終わる音が聞いてみたくて
首を切った
もういいんだよ
泣き疲れたでしょ
もういいんだよ
少し休もうよ
大きなものが君を襲って
人が変わったみたいになった
何もかも信じられなくなって
「でも、大丈夫。僕がきっと守るから」
って言ったのに
大嫌いな僕が
死ねば君は笑えるのだろうか
大嫌いな世界が
今日も人を殺して回る
大嫌いな君が
死ねば僕は笑えるのだろうか
大嫌いだ
僕は僕が大嫌いだ
それで楽になってしまったから
大嫌いな僕が
死ねば何か変わるのだろうか
大嫌いな世界は
何も知らない顔してわらう
大嫌いだこんな世界は